業界別解決例

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Solution Case 3(ある調剤薬局チェーン様の場合)

「業務システムを見直したいけれど、詳しい専門家が社内にいないし……」

私たちは独自のWebサイト「話せる薬局」とWeb活用業務システムを提案・開発。社内外ともに情報とデータの“効き目”を高めました。
薬剤師などの専門職自らが情報発信・共有できるようになり薬品などのモノと顧客対応の情報の流通性が飛躍的に向上。
院外処方箋の普及、規制緩和による大手資本の調剤薬局参入、ITを用いた患者情報の共有などで、これまで市場競争がほとんどなかった調剤薬局にも、競争の波が。患者を「お客さま」としてとらえるホスピタリティや、お客さまに選ばれる薬局としての強みの確立、管理面での企業力強化など、新たな課題が山積し、業務システム面でも大きな見直しが必要に。しかし薬剤師などの専門職がほとんどの社内では業務変革を立案し実行すること自体に戸惑いが……
京阪神に調剤薬局店舗が点在。企業としての共通の強み、カラーを浸透させようとしても、物理的距離などの問題から、どうしても自分の店舗だけの視点で物事を捉え、行動しがちに。現状では業務システムだけを更新しても薬剤師等のスタッフがついてこれないと分析。
まず現場発の視点で、薬理や患者ケアの専門家として、本来もっとチカラを注ぎたいことをインタビューで把握。それによって、在庫管理等の“作業”的な業務を効率化し、患者一人ひとりに接する時間も中身も濃くしたいという要望が。患者と薬剤師が「話せる関係」でいることが他の調剤薬局にない強みであり、患者に支持される要因ということが分かりました。
これらの結果を踏まえ、社内の物理的壁をなくすため、Webを活用した業務システムをゼロから構築。システムを各薬局で薬剤師が能動的に使う、キッカケをつくるために、調剤薬局としてのホームページ内に、薬剤師からの情報発信と更新ができる仕組みも導入。外部に向けても、開かれた薬局をアピールすることで、自分たちの業務を客観的に見直す動機づけに。
社内で情報のやりとりが生まれ、定着したことを受け、さらに在庫情報や業務日報などをWeb上でやりとりしたり共有することに。在庫切れが許されない特殊な事情の中で、しかも効率よく各店が薬剤を共有することで、管理業務が低減し患者様と接する時間が増え、さらに企業としてのキャッシュフローや利益の向上ももたらすことができたのです。
『Web活用業務システム』

VANなどの専門的なシステムでなくても、誰もがインターネット感覚で使えるWebを活用した在庫管理や業務管理、顧客管理、顧客対応などのシステムを 自社に合わせた使い勝手で実現。操作が複雑でコストの高い、クライアントサーバでの業務アプリケーションの導入やASPを利用しなくても、オリジナルなシステム構築が可能です。